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もう1度好きになってもいいですか?

第4章 ふたりの過去

「…で、何か用?」

『この間のこと、言い過ぎたと思って、謝ろうかなって来たけど、やっぱ、あたし、悪くないし。どうでもよくなっただけです。』

「何?拗ねてんの?俺が礼香、抱いてたから?」

『は?拗ねてなんかないし!あんたみたいなクズに妬くほど、男に困ってません!』

純平が笑った。

昔とどことなく、似ている。

『何?なんか、おかしいわけ?』

突然、腕を引かれた。

あれ?

空が上に見える。

そして、目の前には…

『いやあぁぁぁぁぁ!ちょっと、何してんの?この、変態が!』

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