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いいから早く俺のものになれよ

第7章 まさかの告白

「…だから
 家に帰りたくないんです。」

奥谷先輩は
泣きながら話した。

家でも
あんたさえいなければ
と言われ
学校に行くとおもちゃにされ…。

「うちくる?」

小川先輩が口を開く。

「あたし、一人暮らしだし
 もしもの時淳也くんも
 おんなじアパートだし
 ずっと居ろとは言わないし!
 落ち着くまでさ!」

「俺も、それがいいと思う。」

小川先輩に襲われないかなーと
一瞬よぎった心配を
頭の隅へ追いやる。

「よろしいのですか?
 こんな私を…。」

「もちろん、
 そうと決まれば
 まずは奥谷の家に
 荷物とりに行こう!」

「はい!」

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