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いいから早く俺のものになれよ

第7章 まさかの告白

「どうぞ。」

「ありがとうございます。
 で、申し訳ないんだけど、
 今日殴られちゃって
 右手が上がらないの。
 ドライヤー
 持っててくれません?」

「あぁ、はい。」

ブォーーーーー。

ふわん。

先輩の髪から
シャンプーの香り。

俺んちのじゃねーな。

持参かな。

いい香り。

「あ、あの~?
 ありがとうございます。」

・・・!?

香りに酔いしれてた
なんていえない。

「すみません考え事してて。
 これ用意したんで
 適当に食ってください。」

そういい残すと
俺は急いで風呂に行った。

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