いいから早く俺のものになれよ
第2章 お礼
昼休み、
昼飯をどこで
食べようかと迷っていると
クラスメイトの中でも
比較的派手な男子2人組が
声をかけてきた。
「高橋だろ?
一緒食おうぜ。」
「おう。」
俺の席の周りで弁当を広げる。
ま、俺はまだ新生活に
慣れてないから
コンビニ弁当だけどな。
「高橋、
何部はいるん?」
お前は野球部だろって
感じの髪型の奴が口を開いた。
「まだ決めてねー。」
コイツの名前は
佐々木翔希。
「佐々木は野球部?」
「よくわかったね
ってわかるかー。
てか、佐々木やなくて
翔って呼んでや!
俺も淳也って呼ぶからさ!」
野球部なのに小柄な翔は
スポーツマンらしく
ニカッと笑う。
「おう。」
「おまえは
何部に入るんだ?」
もうひとりに話を振る。
「俺?
入んねーよ。」
こっちの
ガラの悪い方が
三浦章。
章であきらって読む。
翔が章に
「ショウっていうの?
お互いショウ同士宜しくね!」
って声かけちまったのが
ふたりのきっかけらしい。
なんとも翔らしい。
昼飯をどこで
食べようかと迷っていると
クラスメイトの中でも
比較的派手な男子2人組が
声をかけてきた。
「高橋だろ?
一緒食おうぜ。」
「おう。」
俺の席の周りで弁当を広げる。
ま、俺はまだ新生活に
慣れてないから
コンビニ弁当だけどな。
「高橋、
何部はいるん?」
お前は野球部だろって
感じの髪型の奴が口を開いた。
「まだ決めてねー。」
コイツの名前は
佐々木翔希。
「佐々木は野球部?」
「よくわかったね
ってわかるかー。
てか、佐々木やなくて
翔って呼んでや!
俺も淳也って呼ぶからさ!」
野球部なのに小柄な翔は
スポーツマンらしく
ニカッと笑う。
「おう。」
「おまえは
何部に入るんだ?」
もうひとりに話を振る。
「俺?
入んねーよ。」
こっちの
ガラの悪い方が
三浦章。
章であきらって読む。
翔が章に
「ショウっていうの?
お互いショウ同士宜しくね!」
って声かけちまったのが
ふたりのきっかけらしい。
なんとも翔らしい。