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いいから早く俺のものになれよ

第5章 えんじょい

遊園地につくころには
俺も元気になっていた。

「ほんっとごめんね!」

「もう大丈夫だから!」

さっきから
この会話の繰り返し。

「だから大丈夫だって!
 ほらついたぞ!!」

美幸がはしゃぐ。

「学生二枚。」

俺は
二人分の入場券を買う。

「悪いよ!
 自分のくらい払わせて?」

「いいよ。
 男に少しは
 かっこつけさせろ。」

「あ、ありがとう。」

美幸の手をとり
いざ入場!

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