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私は、少し落ち着きを取り戻した。

「建…(笑)」

「ん？」

「もうやめよ(笑)」

「何を？」

「考えるのをだよ。」

「建明後日には帰っちゃうんでしょ？」

「あぁ…」

「もう時間ないんだし…楽しまないと(笑)」

「ねっ…(笑)」

「あ…あぁ…」

そうなんだ…明後日葵は…通り魔に……
ん？まてよ！明後日…俺が葵に頼み事をして葵は襲われた……
今…葵は俺といる……
現在の俺と、一緒にいないって事は…
もしかしたら葵は助かるかも！
俺が、葵から離れなければ……

葵は助かる！！

「建？建ってば！」

「ん？…何？」

「どうしたの？ボーとして…」

「いや…なんでもないよゴメンゴメン」

「変な建(笑)」

「なんか泣いたら、お腹減っちゃった(笑)」

「何か食べたいな〜」

「よ〜し(笑)なら沢山食べるかぁ」

「うん。」