幼いえっち
第24章 深夜の体育館裏
え。。マジ?いるの?
しょうがない。
俺は非常階段を登る。
一番上の踊り場に、ソイツはいた。
「・・・・君、誰?」
暗くてよく見えないけど、
見覚えのないヤツなのは確かだ。
いや、厳密に言えば見覚えはある。
あの小窓を覗いていた女。
間違いない。
「あ・・・たし・・・・」
ソイツはもじもじとしゃべりだす
「あの・・・カラオケ屋さんで
マサキ君のこと、みて・・・」
ほらな。
「あの・・・その・・・・」
「何?文句いいにきたの?
それともあの部屋、
俺に掃除して欲しいの?」
イライラして答えを求めてしまう。
「っ・・ちがくて、その。」
その子はその瞬間、
初めて俺を見据えた。
「あったし、しょ処女なんです!!
だだっだっ・・だだ抱いてください!」
初夏の生ぬるい風が吹き抜ける