幼いえっち
第30章 記念日デート
「っ、ごめんなさ・・・」
謝りかけて、その人を見た途端
あたしはもってるポップコーンを
落としそうになった。
「わっ、あぶね」
その人はあたしの腕から
滑り落ちそうになったそれを
間一髪で受け止めた。
そして、あたしの顔を見ていった。
「あれっ!
小倉じゃん」
「っ・・・こ、こんにちは、
市原先輩・・・・・」
どうしよう・・・・
こんな所で会うなんて・・・・
プール用具倉庫での
カイくんと市原先輩の喧嘩を思い出し
背筋が凍る。
市原先輩見たら、
カイくん絶対機嫌悪くなっちゃうよ・・・