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幼いえっち

第34章 クリスマス会

しがみついてくるあたしに
カイくんはビックリしながら
あたしの視線の先に目を向けた。


「っ・・・・え、誰・・・;」


固まるカイくん。


あたし達の視線の先、



壇上で
ぽかんとしながら
こっちを見ていたのは


透き通るような白い素肌に、
すらりと伸びた手足、

淡い栗色の髪の毛に小さな顔

大人びた顔つきの少女。



「じゅっ・・ジュリアちゃんっ・・・・」
あたしは
バクバクと鳴る心臓を押さえながら
その子の名前を呟いた



「じゅ・・ジュリア・・?
もしかして、モモの・・・」


カイくんの言葉を無視して
あたしはジュリアちゃんに話しかける



「ジュリアちゃん・・こんな所で、
なにしてるの・・??」


「・・・・・・・・・」


くるっ

パタパタパタパタ



「あ、待って!」


あたしが話しかけると、
ジュリアちゃんは身を翻し
壁際に走り去った。


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