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幼いえっち

第34章 クリスマス会

その後を慌てて追いかけたけど

ジュリアちゃんの姿は消え去っていた。

あたりを探し回っても
影さえ見当たらない。


「ど・・・・・どういうコト・・・・」


扉を確認するけど、
内鍵もかかったまま。




ゾッとするあたしに、
カイくんは落ち着いた声で話しかけてくる


「落ち着けよチカ。
お化けじゃあるまいし。
きっと、あの換気口から
入り込んできたんだ」


カイくんが指差す先には、
去年あたしとカイくんが
ここに忍び込んだ時に通った換気口が
ぱっくりと口を開けていた。



「な・・・なんだ・・・;」
あたしは安堵のため息を吐く。

本当に天使かなんかなのかと思っちゃった。。。


「それより早く追いかけないと!
あいつ、ずっと俺達のやり取り
見てたかもしれない
誰かに言われたら大変だ」


「たっ確かにっ!!」


あたしとカイくんは
慌てて教会から出た。



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