幼いえっち
第34章 クリスマス会
教会から飛び出して、
一番に目に入ったのは
まさかのジョシュとジュリアちゃんだった。
ジョシュはジュリアちゃんを抱っこし、
ジュリアちゃんはなにやら
ジョシュに耳打ちしていた。
「・・・・遅かったか・・・・」
カイくんが呟く。
「え・・そんな・・もう!?」
ジュリアちゃん、
もう話しちゃったの!?
しかも・・ジョシュに・・・・
ただ立ち尽くすあたしとカイくん。
離れた場所に立つジョシュは
あたし達に気づくと
こっちに近づいてきた。
「ここにいらっしゃいましたか。
カイ様、チカ様、
もう遅いですし、
ご自宅までお送りします
というか、送らせてください。
モモ様のご要望ですので、ぜひ。」
あたし達はぎくしゃくしながら
ジョシュに促され車に向かった。