幼いえっち
第36章 カイの冬休み
梶は、なかなか戻ってこない。
不思議に思っていると
玄関の扉が閉まる音がした。
それと同時に、
階段を登ってくる足音が聞こえる。
やっと戻ってきたか・・・
ガチャっ
「遅かったな梶。」
そう言って部屋の入り口を見ると、
そこに立っていたのは
梶のねぇちゃんだった。
「お待たせ。」
梶のねぇちゃんは
驚く俺になんの躊躇もせず
ドヤ顔でそういう。
「え;
あれ・・・?梶は・・??」
「コロ探しに行った。」
えええええ;
「ちょっ;
じゃぁ俺も梶と探してきますよ;」
慌てて起き上がろうとした俺に
梶のねぇちゃんはにやっと笑う。
「ねぇ、水嶋君。
うちと、イイコトしない?」