幼いえっち
第37章 アンハッピーバレンタイン
視線に気づいたチカは
あたしを慌ててフォローする。
「あ!あのね、
錦戸先生に質問があるんだって。
だから、待ってるの」
チカーー;;
それはさすがに無理があるでしょッ;
放課後の夜7時過ぎに、
先生に質問があって
待っている生徒なんて
いないよ普通ッ!
絶対疑われる!
と、思ったのに。
チカの彼氏は、”あぁ!”と
納得したような声を出すと
あたしに言った。
「そういうコトね。
錦戸なら、職員駐車場だよ。
いつも部活の後は
そのまま車で帰るから
こっちの玄関にはこないよ?」
「え
「「「ええええええ!!!!」」」
突然あたしの声が大声でハモる。
驚いて振り向くと
そこには数人の女子が
立ち上がってこっちを見ていた。
あたしら3人は
突然現れた女子たちに唖然とする。
一体、いつからいたの・・;
チカは周りを見回していった。
「もしかして・・・
みんな錦戸先生待ち・・・??;」