幼いえっち
第37章 アンハッピーバレンタイン
「はい」
キミキミは、
黙ってあたしに手を差し出した
「・・・え?」
反射的に、あたしも手を伸ばす。
握手・・?
キミキミの手に触れそうになった瞬間
その手は引っ込む。
「ちょっ!違うよ笑
チョーコ!
消費してやるって、いっただろ?」
あっ・・!!
やだ、超恥ずかしい・・;;
「こ、これね!」
慌てて持っていた
小さな紙袋をキミキミに渡した。
キミキミは苦笑いをしながら
その紙袋を受け取る。
「笑 さんきゅ。
てかさ、寒くね?
ファミレスでも行かない?」
「う、うん。そうだね。」
頷きながら思う。
でも・・どうやって・・??