幼いえっち
第37章 アンハッピーバレンタイン
「えぇぇっ・・・!
ホントにいいのー??;
おまわりさんに捕まっちゃうよっ」
「だいじょーぶ!
すぐそこだから!ほい。」
「っぷゎ」
ガボッと、
ひとまわり大きいヘルメットを被される。
「ちゃんと、掴まってろよ」
そう言うと
キミキミはエンジンをふかし
バイクを走らせた。
ブルルルルルッ
ブゥゥーーーーン
「ぅあぁぁぁぁっ;;」
怖いーーッ・・!!
あたしは必死でキミキミの背中に
しがみついた。
ちらっと目を開けると、
道路や風景があっという間に
通り過ぎていく。
フードを被ったキミキミの背中。
大きくて逞しい。
なんだか、すごい・・!
すごいけど・・!!!
怖いーーーーッ!!!
声にならない悲鳴をあげているうちに
バイクはアッという間に
深夜営業もしているファミレスに到着した。