幼いえっち
第37章 アンハッピーバレンタイン
「あ。。えっと、
ナギサ・・です。」
テーブルの上に置かれた
あたしの手作りチョコが入った紙袋に
視線をやりながら答えた。
「キミキミは?」
「俺?
俺はミナミ。」
「ミナミ・・くん??」
「俺、菊木ミナミってゆーの。
だからキミキミ。」
「あぁ・・・」
「・・・ナギサって、読んでいい?
俺の事も、ミナミって呼んで。」
「う、うん」
「ナギサ。」
「み・・ミナミ・・・・?」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・;」
むにっ
「ひぃだだだだだッ!!;」
突然ほっぺたをつままれて
あたしは声を上げる。
「ナギサ、緊張しすぎ。
そう固まんなよ」
「は・・はひ・・・;;」