幼いえっち
第37章 アンハッピーバレンタイン
「えっ・・・ミナミっ・・・?」
動揺するあたしをよそに、
ミナミはあたしの肩に腕をまわす。
ちっ・・・近いッ・・・
「ナギサ・・緊張してる?」
耳元でそう呟きながら
あたしの手を握った。
「・・・・だ・・・だって・・・・」
ここ・・・ファミレスなのに・・・
心臓が、
いっきにバクバクと鳴り出す。
「ナギサ・・・・」
「な・・なに・・?」
「こっち向いて。」
「・・・・・・;;」
あたしはゆっくりと、
ミナミの顔を見る。
ミナミの真剣な顔が、
目が、あたしを捕えて離さない。
「・・・ナギサ・・・」
唇が、近づく。
そしてそっと
ちゅっ・・ちゅっ・・・