テキストサイズ

幼いえっち

第39章 春


「お待たせー」


そういって

部屋に入ってくるのは
カイくんだ。


手にはお盆に置かれた
ジュースとクッキー。



部屋の扉を足で閉めると
カイくんはそれを机の上において
そこに座った。


あたしも、
カイくんの傍に座る。


「今日、手伝ってくれてありがとな」


「ううん。どうせ暇だったし。
大丈夫だよ」


オレンジジュースの入ったグラスを渡され
あたしはそれに口をつける。


甘酸っぱくて少し苦い。



同時に、

あたしは涙を溢した


ストーリーメニュー

TOPTOPへ