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幼いえっち

第41章 番外編。幼いふたりは5年生

ドキッと高鳴る心臓を
ばれないように声を低くして答えた


「...自分で考えて」


あたしの後頭部にほっぺたをくっつけながら
カイくんは小さな声でいう


「...メメとの話し、聞いてたの?」




ドキドキしていた胸は

"メメ"という単語にズキっと反応する



黙り込むあたしに
カイくんは言った


「さっきも言ったじゃん
断るつもりだって。
チカが嫌ならなおさらだよ
キスとか、実際キモチ悪ぃしw」


ハンっと、

カイくんが鼻で笑う



あたしを安心させようと
多分言ってくれたその言葉。



キスが。。気持ちワルイ...?



カイくんと、
いつかしたいと思っていた


夢見ていたファーストキスを
全力否定された瞬間だった


あたしは体に絡んでいた
カイくんの腕を跳ね除けると
体を持ち上げて
カイくんに向き直った



「それっ..
本気で言ってるの!?
きっ...きき...
キスが気持ち悪いなんて...!」


突然声を荒げたあたしを

カイくんは目を丸くしてみていた



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