幼いえっち
第42章 ユウワク
「ゴミ、捨ててくるよ」
みんなが食べ終わり、
飲み終わるとカナメ君が言った。
「さんきゅー」
アラタくんとトモちゃんはそう言うと
小さなビニール袋にゴミを入れて
カナメ君に渡した。
一人でゴミをもって
その場を立ち去るカナメくん
アラタくんとトモちゃんは
そんな事気にもせず
遊び始めていた。
なんだか一人で行かせるの、
悪いかも・・・
「あ、あたしも行ってくる!」
あたしは二人にそう伝えると
慌ててカナメくんの後ろを追いかけた
「カナメくん待って!
あたしもいくよー!」
そう呼びかけると
カナメくんは振り返り、
その場で立ち止まっていてくれた。