幼いえっち
第43章 コンワク
あたしとカナメは自転車をひきながら歩く
カナメがそうしたいって言うから。。。
「塾、どう?
やってけそう?」
「まだ一回しか行ってないから
わかんないけど、
みんないるから大丈夫かな」
「そっか、よかった」
そういうと
カナメはにっこり笑う
本当に嬉しそうにするから
あたしは慌てて
顔を背けた
他愛ない会話をして
家の近くのタコ公園につく
「ここまでで大丈夫だよ。
ありがとうカナメ」
あたしは自転車にまたがり
カナメにお礼を言う
「え?
もう?
家の前まで送るよ」
「ううん、ほんとすぐそこだから」
カイくんに見られたら
なんかやだし。。
俯くあたしに
カナメはそれ以上押してこなかった
「…そっか、わかった。
気をつけて帰ってね」
「うん、ありがと」
ペダルに足をかけた瞬間
グイッと肩を引き寄せられる