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幼いえっち

第45章 キネンビ


換気用の小窓は曇りガラスになって
今は開いていた。


きっと、始業式の準備で
垂れ幕を出した体育委員が
あけたんだろう。


低い位置にある小窓からは
ざわざわと
体育館にいる児童や
先生の声が聞こえた。


そっと覗くと、
全校生徒が
すでに集まっている様子がみえる。


「おい、顔出すなよ。
ばれるだろ」

カイくんに注意されて
あたしは慌てて首をひっこめた


カイくんは
やれやれという表情をすると
あたしの目の前に座り込む。



二人きり、だ。



心臓がドキドキと鳴り出した



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