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いろんな…H

第4章 彼氏の…弟


泣きながら部屋を出て行った華を

引き止めたい…


「華…っ泣かせたい訳じゃないんだ」


桜の木の下で

逢った時から


ただ


君を思ってた…




君に気づいて欲しくて

部活も勉強も

ひたすらに頑張ったのに…



気づけば君は

あいつの腕の中だった



欲しかった…



君が



「泣かせてごめん」


そっとつぶやく


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