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いろんな…H

第6章 幼なじみ



私達はいつも側にいた

それが当たり前で

それがずっと続くって小さい頃は信じてた


無口だけど…

両親の不仲で
ひとりぼっちで居る私の側に

颯夜(そうや)…颯ちゃんが居てくれた


「美羽(みう)…おいで…」


そう言っていつも暗闇から引っ張り出してくれた


そんな颯ちゃんが

苦しいほど好きで


だから私は

特別になりたかったの



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