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海蛍

第20章 愛す者・愛される者

『え―――・・』

思わず声が漏れる。


だって




俺の視線の先にはさっきまで1人だった蛍が男と一緒に居たから。



『・・』



アイツは誰だ?


蛍の何なんだ?




いや・・そもそも偶然ここで逢っただけなのかも・・・




いや





ここで・・・待ち合わせしてた・・のかも・・。




俺は2人が良く見える場所まで移動し目を凝らす。









『はる・・・・・と?』



え・・まさか?

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