テキストサイズ

海蛍

第22章 海蛍

耳を澄ますと波の音に混じって向かってくる足音が1つ。


何だか無性に小さなイジワルをしてみたくなって携帯を取りメールを打つ。




“早く!走れっ!!”





すると数秒後――――。






さっきまで


ザッザッザツザッ・・・


だった足音が急に


ダダダダダダダッ・・・


に変化。



それが自分の予想通りの行動で堪らなく可笑しくて。


お腹を抱えて私は大笑い!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ