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暗い少女は明るい少女?

第17章 修学旅行記3

「よく出来ていたね。」

純が感心したように言う。

「甘い香りがしたね、あれ蜂蜜よね。どこから匂いがしたんだろ?」

僕たちはそう言いながら次のアトラクションに向かった。

次は「ホーンテッドマンション」だった。
整理券を取ってたため案外すんなり乗れた。
中に入ると肖像画があった…が男性が白骨化した。

「げー、骸骨。」

純が引いた表情をした。
肖像画の骸骨がしゃべる。
『ようこそ。』
お決まりのセリフだ。
それから屋敷の住人の最後を絵で見せられたりしたあとやっと乗り物に乗ることになった。
3人乗りだが4人なので2人づつ座った。
僕と美奈、灰音と純。
珍しい組み合わせだ。
横を見ると美奈が真剣な顔していた。

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