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暗い少女は明るい少女?

第21章 3学期

「客室乗務員よね。それ。」

灰音が言う。

「ええ。文学部に行って英語を学んでね。空港と言う場所も好きだし。」

「じゃあ、美奈と私の夢は似てるわ。」

夏月が言う。

「?何?」

「ツアーコンダクターになりたいの。」

これまた体力がいる仕事を選んだものだ。

「夏月は体力あるものね。」

理美が言い、続けた。

「私は喫茶店でも開きたいなと。」

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