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暗い少女は明るい少女?

第22章 夢と仲間

ドンッ!

「うわっ!」

俯きながら歩いていたせいか前から人が来ているのに気が付かなかった。
明らかに僕が悪い。

「ごめんなさい。」

僕は素直に謝ってその場を離れようとしたが腕をつかまれた。
学校きっての不良、干川だった。

「謝っただけ済むってか?あ?」

体格差は歴然。僕は負けるとは思って無いが今はケンカする気力もない。

「悪いけどさ、今はケンカする気もないんだ。ほっといてくれ。」

僕は冷静に静かに言った。

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