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暗い少女は明るい少女?

第23章 Universitys life start!

「おいしい!」

砂糖を多めに調節したのだろう。コーヒーの甘さは疲れにはよく効いた。

「ところで柊一、」

灰音が不意に呼びかけてきた。

「ん?」

「何か資格考えてる?」

「資格?」

「大学中に何か資格があった方がいいって姉さんが言ってたの。」

「資格か…」

僕は確かにと思った。
大学はたった4年。4年間のうちの最後の1年は就活。取るなら今のうちだ。

「…僕は自動車免許かな?」

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