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暗い少女は明るい少女?

第23章 Universitys life start!

「…うん。」

灰音は僕より緊張感がある授業に慣れているのかと思ったがそうじゃないことが今の言動で分かった。
灰音は思ったことをはっきりと言う性格である。
だからさっきの会話の流れから言うと「仕方ないでしょ?」とでもいうはずだ。
わざわざ「コーヒー飲もう」と誘ったのは灰音も一息つきたいと思ったんだろう。


食堂の2階には小さなショップと談話室があった。
灰音はショップではなく自販機で紙コップのコーヒーを2つ買って来た。

「こっちの方が安いから。」

そう言って僕に1つ差し出した。
僕は受け取って一口飲んだ。

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