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暗い少女は明るい少女?

第27章 僕の話

「何言ってんだ?柊一が時間を稼いだんだろ?」

純が立っていた。

「純、授業は?」

「今、終わって即行で来たんだ。」

「そうか。」

僕は頷いて灰音に聞いた。

「…でどうするんだ?」

「何を?」

「ストーカーを。」

僕が答えると美奈が笑って言った。

「それなら大丈夫よ。」

僕はこの時は何がどう大丈夫なのか分からなかったが後日、その訳を聞いた。

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