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暗い少女は明るい少女?

第28章 一人ぼっちの女の子

「聞かないの?」

「???」

「何で泣いてたのかって。」

僕は相沢さんの言葉に目を丸くした。

「聞かない方がいいかなと思ったから。」

すると彼女はクスッと笑った。

「君ってさ、不思議ね。」

「何が?」

「ただゼミが一緒なだけでハブられてる女の子に話しかけるなんて。」

僕は意味が少し分からなかったが分かった部分に関しては答えた。

「泣いてたからどうしたのかなって。」

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