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暗い少女は明るい少女?

第30章 危険な夏休み

「はぁ!何だって?」

純と美奈に大事な話があると僕、灰音、如月、相沢さんは朝から近くの喫茶店に呼ばれていた。

「前に海で柊一と相沢さんが絡まれた高校生のグループ、ここらじゃ少し名の知れた不良高校生の集団だ。相沢さんが言った通り、リーダーは大学生だ。」

「それがどうかしたのか?」

如月は少し眠そうな顔をしていた。
せっかくの夏休み、朝寝坊したいのは分かる。

「問題はここから。」

美奈が少し下を向いた。

「ああいうのは1回恥をかかされたりすると根に持つのよ。だから…」

言いにくそうにしている美奈を見て相沢さんが言った。

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