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暗い少女は明るい少女?

第30章 危険な夏休み

その時、遠くから灰音と相沢さんがやって来た。
干川がもう一度驚いた。

「北条柊一に水沢灰音、菊川純に菊川美奈。仲良し4人が揃って普通大学で良い子ちゃんしてるなんてな。」

僕は少しカチンとしたが干川には何を言っても無駄だから何も言わなかった。
干川は相沢さんを見た。
ヤバい…。

「お前が相沢瞳か?」

「え?ええ。」

すると干川は相沢さんの首を締め上げた。

「ちょっと何してるの!」

灰音が叫んだ。
美奈は真っ青になって動けずにいる。

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