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暗い少女は明るい少女?

第35章 倉敷へ

集合時間になり僕たちはバスに乗り込み、アウトレットのお店に向かった。

「ねえ、ここからは別行動でもいい?」

相沢さんが僕たちに聞いてきた。

「別行動?いいけど、どうして?」

紅はやはり天然だ。

「紅、男の子と一緒に洋服見て女の子が楽しめるとは僕には到底思えないんだけど?」

紅は僕の遠回しな言い方でも理解できたようだった。

「分かった。気を付けてね。」

桐原が相沢さんに声を掛けた。
今になって僕は思う。
桐原の「気を付けて」と言う言葉は守らなければならなかったということに…。

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