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暗い少女は明るい少女?

第35章 倉敷へ

僕たちはあちこち見て回ることにした。

「二人とも何か買いたいものある?」

紅が聞いてきた。

「僕は無いけど?」

「俺はニットかなあ?」

桐原はニットのカーディガンを見ながら言った。

「何も買わないのか?」

紅の質問に僕は首を横に振った。

「ううん。コレが必要って訳じゃないからな。なんか欲しいのがあったらもちろん買うよ。」

結局、桐原は青いニットを買い、紅は紺のパーカー、僕は藍色のネルシャツを買った。

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