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暗い少女は明るい少女?

第36章 文化の秋!文化祭!

「菊川さんも出てたのね。」

「うん。美奈のことは聞いてたけど如月くんのことは知らなかった。」

灰音が答えた。

「菊川さんが如月くんのこと言わなかったのはひいき目に見てもらいたくなかったからじゃない?」

どうやら相沢さんは灰音と僕の話を聞いていたらしかった。

「公平に判断するなら、本番まで知らないべきだと判断したんでしょう。」

僕は黙ってステージの端で歌ってる如月を見つめている美奈を見た。
美奈ならあり得る。

「でもなあ、俺には教えてくれても。」

純はまだブツブツ言ってる。

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