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暗い少女は明るい少女?

第43章 空色の3日目

灰音はキョトンとし、相沢さんは真っ赤になった。
どっちも本当のことである。
言うまでもなく灰音は如月に惚れられている。
如月はプライドが全くない訳ではない。
むしろ逆だった。
その如月が惚れるぐらいだからなかなか可愛いのだろう。

相沢さんの目は綺麗だった。
嫌な感じは無く、少し寂しげで深みがある目だった。
顔も整っていた。

「ところで明日の予定って…」

僕は相沢さんに声を掛けられてハッとなった。

「あっ、え?何?」

「明日の予定のことなんだけど?」

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