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暗い少女は明るい少女?

第43章 空色の3日目

純である。

「いや、高校の頃、文化祭で執事やメイドの恰好してメイド喫茶やってね。」

「高校で?」

別の高校だった相沢さんと如月は興味深そうな顔をしている。

「俺や柊一は執事の恰好して美奈と灰音はメイドの恰好してたんだけど…」

「純の執事と美奈のメイドがすごい人気でね。」

「ちょっと柊一!」

僕がニヤニヤしながら言うと純が真っ赤になる。

「へえ。ぜひ見てみたかったな。菊川兄妹の執事とメイド。」

相沢さんが上を見ながら言う。

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