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暗い少女は明るい少女?

第43章 空色の3日目

僕たちは1時間後、スカイツリーの入り口に立っていた。
僕は関東のお土産屋で学校の友達へのお土産に梨風味ケーキとふなっしーのストラップを買い、純はジブリのお店でトトロのシャーペンを買った。
僕たちは待ち合わせ時間の10分前、次に来たのは灰音だった。
待ち合わせの5分前だ。

「可愛いでしょ?この箱。」

お土産用のお菓子で丸い筒型の箱にはスカイツリーと街がカラフルに描かれているパッケージだった。

「A taste to bring back valuable
memories trip.」

純がパッケージの英語を読み上げた。
僕は英語が大の苦手だ。
だからここに書く和訳は間違いかもしれないが一応、書いておこう。
「あなたの旅行の貴重な思い出の味を持って帰って。」

こういった所だろう。

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