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暗い少女は明るい少女?

第44章 漆黒と暗黒の4日目?お嬢様と護衛、再び

4日目の朝。

僕の携帯が鳴った。
ホテルの部屋で朝ごはんを食べてた僕は驚いて危うくお箸で挟んでた唐揚げ弁当の唐揚げを落としそうになった。
電話の相手は昨日の病院だった。
春川瑠奈さんのが起きたから会いにくるかということだった。
僕たちは昨日と同じようにホテルに荷物を置いて病院に向かった。
2日間、同じホテルで良かった。

病室では若い女の人がベッドから上半身を起こして窓の外を眺めていた。

「春川さん、入りますよ。」

その声に春川さんが振り返った。

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