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暗い少女は明るい少女?

第44章 漆黒と暗黒の4日目?お嬢様と護衛、再び

くるりとした黒目がちの大きな目。
漆黒の目に吸い込まれそうだ。
昨日は顔をよく見る暇がなかったが改めてよく見るとなかなか可愛い人だった。

「あなたたちが私を病院に連れて行ってくれたみたいね。ありがとう。」

そう言ってにっこり笑う。
純が代表して答える。

「いいえ。どういたしまして。そういえば自己紹介がまだでしたね。僕は菊川純と言います。そして友人の北条柊一。それからあなたを運んでくれた如月空。」

春川さんは改めて如月に頭を下げた。

「ありがとうございます。」

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