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暗い少女は明るい少女?

第45章 春休みの大作戦 

東京に着いた翌日、僕たちは少し遅めの時間に夕飯をホテルから歩いて5分くらいの所にあるレストランで取っていた。
夕飯を食べ終え、会計に向かおうと言っていた時、純の電話がなった。

「俊さんから。何かあったのかな?」

純が首を傾げながら電話に出た。

「春川さん?いえ、一緒には。俺たち、今、外にいて。ええ、確認してみます。」

純はガタンと立ち上がると灰音と美奈に言った。

「灰音、美奈、俺と柊一の分の会計頼む。柊一、行くぞ。」

「行くってどこに?」

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