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暗い少女は明るい少女?

第46章 北条柊一という人物

数日後…

「相沢さん?」

食堂の上のショップで昼御飯をどうしようかと考えながらおにぎりを見ていると声を掛けられた。

「柊一くん。」

北条柊一くんだった。

「今から灰音と昼御飯を食べようと思うんだけど、どう?相沢さんも。」

断る理由がない私は即座に頷いた。
待ち合わせ場所の食堂前に来た。

「遅いね。灰音。」

柊一くんはキョロキョロしている。

「待ち合わせ時間には遅れない人なのに。」

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