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暗い少女は明るい少女?

第46章 北条柊一という人物

私も少し不安になった。

「電話してみて。」 

私が言うと柊一くんは通話履歴から水沢さんの電話番号を選んで掛けた…が

「出ない。授業ないって言ってたよな、この時間。」

柊一くんは左腕の時計を確かめる。

11:30

私は柊一くんとキャンパスを一周してみることにした。
かなり小さな大学だからこういう時は便利だった。
その代わり人口密度をかなり高い大学だが。

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