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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

「名前は?」

小柄男子が唐突に聞いてきた。

「え?」

「何と言うんです?」

「僕、柊一。北条柊一。」

「俺、菊川純。1年生です。」

小柄男子は少し目を丸くした。

「1年?2人とも?」

「そうですけど?」

小柄男子はポカンとしている。

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