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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

「どうかしましたか?」

「いや、俺と同い年かなと思ったから。」

「???何年生です?」

「2年生、蒼井光(あおいひかり)だ。」

格好いい名前だ。
光さんは僕や純より小柄だが纏ってる雰囲気は大人だった。

「取り敢えず、警察に電話掛けよう。」

純が言った時だ。
窓際にいた僕は気付いた。
目出し帽被った人物がこちらに向かってくるのを。

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