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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

相手が話しながら情報処理室の前に来たと同時に僕と純は同時に飛び出し、

「せーの!」

2人の背中を押し、相手が転んだ隙にドアを締め、ガムテープをドアの隙間に貼った。

「ガキが!」


相手がそう言った途端、バラバラと警察の人たちが流れこんできた。

「光さんが呼んだのか。」

純が呟いた時、後ろから肩を叩かれた。
振り向くと知らない男の人が立っていた。
黒髪で精悍な顔立ちの若い男性だ。
そして、その人の目はとても優しげだった。

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