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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

その日、僕は紅と桐原と一緒に休日を過ごしていた。

「ああ、あの暴風の日、そんな大事件があったの?」

僕は紅と桐原に暴風雪の日に現れた強盗事件について話していた。 

「運が良かったよ。灰音が図書室にバレッタ、落としてくれて。」

僕が言った時、桐原が頼んだアイスコーヒーとミルフィーユのケーキセットが運ばれてきた。
僕たちは喫茶店でお茶をしていた。
紅が持っていたこの喫茶店のケーキセット割引券が今日までだったらしい。
続けて紅の紅茶とガトーショコラのセット、僕の紅茶とオレンジジュレが運ばれてきた。

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